【一昨日の分析】昨日は出張中で、予想を出さなかったため、まずは一昨日の予想について書くことにします。
一昨日は、100を越えたところで売りポジションで、30〜50pipsで決済は変わらず。100を越えなければ待ちとしたい。ただし、年度末の決済であるため、本邦の株価によっては予想以上の動きをする可能性もあるので、その動きを待って指値を入れること・・・とした。
結果、昼過ぎに100を越えて100.19まで上昇し、99.2まで下降しました。確実に利益確保できたのではないでしょうか。
【昨日の分析】昨日は102を超えました。昨日は出張のため予想を出しませんでしたが、チャート分析しても、ここまでの値は出さなかったでしょう。
このようなときは、どうやってリスクを回避すればよいでしょうか。
その答えは3月12日に書きました。このときも分析を大きく外れ、その対処方法を考えた次第です。そして、ブログを書く切っ掛けにもなりました。そして3月27日と28日が使えると思います。
以下は、3月12日に書いた内容の抜粋です。この内容はトレンドが下降中だったことから、売りポジションを持つことを前提にしていますが、基本の考え方は同じです。
@値が大きく動くNY市場22時とLD市場17時が開いてから指値で注文する。
ドル円及びクロス円は、日本とアメリカの関係で決まるのではない。3大通貨である米ドル・ユーロ・円の内、体勢を動かすのは米ドルとユーロである。
円はこの2通貨の狭間で揺れ動いているだけである。東京市場の影響が世界に波及しない。まさに国の立場と為替は同じである。
Aトレンドに従ったポジションを持つ。
思いと違う値動きをしても、一時的なものなので、あくまでトレンドにしたがったポジション取りに心がける。
トレンドに逆らってはならない。
B予定しているポジションの半分を注文する。
急騰・急落すると抵抗線・支持線が引けない場合が多く、値の天井と底が判断できない。
そこで、予定ポジション数の半分を入れて、動きが順当とわかってから残りのポジションを投入する。利益は小さくなるが安全をとるべきある。
よって、上がりきったと判断してから予定ポジションの半分を売りで注文する。
予想通り値が下がって来たら、残り半分も売りポジションで注文する。
予想に反して値が上昇したら待つ。チャート分析の上限までとにかく待つ。
その間に値が下降に転じれば売りポジションを入れる。判断がつかないときは、そのまま待ち続けること。
【今日の予想】週足DOWN、日足UP、時間足UP。よって、下降トレンド中の上昇であり、ボックス相場に移行するか見極めの週であり、ポジションとりは行わない。
週足は、長期・中期・短期移動平均線すべて下降である。中期移動平均線を抵抗線と考えても天井は103.6。
日足では、ローソク足が長期移動平均線を超えた。MACDもゴールデンクロスし、ストキャスティクスも20%を超えていることから上昇傾向である。しかし、MACDはゼロラインより下であることから、そのまま上昇に転じると断言はできない。抵抗線から天井は104.1。
8時間足は長期移動平均線を突き抜け、ボリンジャーバンドの上限も突き抜けている。MACDもゼロラインを越えた。トレンド転換の兆しが見える。支持線は2種類引け、底は96.7と99.6。
4時間足も8時間足と同様である。
結論
先週から下降トレンドからボックスに移行する兆しが見える。そこで、今週はその見極めを行い、ポジションは持たない。
何回も言うが、ポジションを持つということはリスクを抱えることである。だから、どちらか判断しかねるときは、大勝するかも知れないが、大損するかも知れないのである。市場に残りたければ、勝負しないこと。ポジション取りしないことである。
孫子も言っているではないか。勝負は戦う前に決まっている。匹夫の勇は戦いには必要ない。相手を知り、準備万端してから戦うことは、勝ちを拾いにいく行為である。勝負に一喜一憂したければスポーツを選んだ方が良い。
そうは言っても、売りでポジションを持ってしまっている人は、耐えられるなら持っていた方が良い。米ドルの実力は98〜102であろうから、このまま102に留まり続けることはない。下がる。